昨日の疲れは今日に残さず、朝から元気に出勤しましょう!
徒歩、自転車、電車、バス……手段は人それぞれですが、くれぐれも交通安全で!
ドアを開けたらはっきりと「おはようございます!」
靴を脱いだら出社の打刻、ロッカーに私物を置いてユニフォームに着替えます。
身支度を整え、事務室へ向かいます。
他のスタッフを見かけたら、もう一度、元気に「おはようございます!」
電子カルテを見ながら情報収集。
管理者からの申し送り事項をよく聞いて、漏れのないように。
わからないことがあればその場で質問します。
「今日の1分間スピーチ」
テーマは自由。
情報をコンパクトに、要点を整理してわかりやすく伝える練習です。
準備ができたら出発、午前中の訪問へ向かいます。
電動自転車のバッテリーは精密機器です、乱雑な取り扱いは避けましょう。
アパートの他居住者や管理人さんとすれ違ったら、はっきりと
「おはようございます/こんにちは/こんばんは」、笑顔とお辞儀を忘れずに添えて。
玄関で呼び鈴を押すまでに、その日の訪問での手順や予測される変化、
起こりうる出来事を脳内訓練しておきます。大きくゆっくり深呼吸をして、
「こんにちは、青戸訪問看護ステーションです!」元気な挨拶は副作用のないお薬です。
靴はきちんと整理して、居室に伺う前に手洗い・うがいを徹底します。
ご本人の様子、お部屋の様子、ご家族の様子……五感をフル稼働させて、
情報を収集し、変化を読み取ります。
雑談をしながらも、皮膚の色調や張り、声の様子や表情を観察します。
バイタルサインの測定と、飲食睡眠排泄など生活状況を確認します。
それぞれのケースで、点滴・保清・便処置・褥瘡・薬剤管理……必要なケアを提供します。
上長、主治医、ケアマネ、多職種……報告や相談が必要な事項があれば迷わず
連絡を取りましょう。あなたの不安や心配は、強い感染力をもって伝染します。
ケアが終了したら記録の入力、次回の予定を確認して、後片付けです。
合言葉は「来たときよりも美しく」、少なくとも原状復帰を心掛けます。
退室前に、もう一度、手洗いとうがい。難しい場合はアルコール消毒を。
「ではまた伺います、失礼します」。ドアはゆっくり優しく開けて、静かに閉めましょう。
移動は時間に余裕をもって、雨風の強いときは周辺環境により注意を払います。
移動経路のどこにトイレがあって、ご飯の美味しいお店がどこにあるのか、
どの道を通ると気分がいいのか……だんだん知識の引き出しが増えていきます。
多職種に電話で連絡・相談するときは、個人情報の取り扱いに要注意!
名前や病状を大きな声で喋らないようにします。
1件目同様に、他人の家に訪問することを念頭に、基本マナーを徹底しましょう。
お腹が空いてきても、集中力とケアの質は落としません。
事務所に戻ることができれば、管理者や他のスタッフに午前中の様子を報告・相談しながら、午後の訪問に備えて心身・物品を整えましょう。
普段の訪問が一人になることが多いぶん、貴重な情報共有と知識伝達の機会です。
気分が優れなかったり、静かに過ごしたいときはそれも一つの選択です。
無理をしないことは、いつでもどこでも大切です。
心身の充電ができたら、午後の訪問へ向かいます。
くれぐれも眠気との戦いで何をしたか話したかうろ覚え……なんてことの
ないように!!
ケアに、お話に、多職種調整に……前回と今回と次回が同じように見えても、必ずアセスメントと安全管理はかかしません。油断と馴れは、事故や見逃しを引き起こします。
最後まで集中力を切らさず、確実に丁寧な仕事をやり切りましょう。
できない理由を並べ立てるよりは、どうやればできるか知恵を出しあいます。
訪問が終わったら、物品の補充と整理をして、上長や多職種へ連絡・相談と
申し送りを行います。
知識の確認やしっかり話し合いたいことがあるときは、持ち帰らずしっかり
その日のうちに解消するように心がけます。
仕事が終わったら、着替えて、退社の打刻をして、「お疲れさまでした、お先に失礼します!」
次の勤務に支障のない範囲で、休息・副業・自己研鑽……切り替えましょう。
カンファレンスや話し合い、研修があるときは、状況次第ですが参加を検討します。
無理は禁物ですが、向上心も大切です。
方法は一つではありませんが、自分にとって何が最善かをよく考えながら選択してください。
携帯登板をする日は、きちんと申し送りを受けて、不安のない状態を整えます。
お疲れさまでした。