病院勤務時代と違い、夜勤がないため、目覚めすっきりです!
コロナウイルス感染対策として、事務所にはなるべく集まらず、自宅でできることは自宅で!
訪問看護業界でもテレワークが進んでおります。
訪問は9時から入ることもあれば10時からと朝がゆっくりな時もあります。
訪問までの空いた時間は情報収集したり、報告書・計画書を作成したり、効率よく時間を使うようにしています!
タイムマネジメント大事!
訪問看護師の強い味方、電動自転車。
バッテリーを忘れず、出発。
交通ルールを守って、利用者様のご自宅に向かいます。
玄関にも、その方の情報があります。
例えばゴミがしっかり出せているか、お酒のビンが増えすぎていないか…
あらゆるところから情報を収集します。
呼び鈴を押して元気よく挨拶して訪問開始。
看護師として利用者様に向き合う自分自身の心身が健康でないと、始まりません。
健康管理は大切です。
挨拶の後は、洗面所をお借りしてしっかりと手洗い、アルコール消毒。
コロナウイルス感染予防対策は万全に。
利用者様とお話しながら、表情、声色、5感を働かせて観察していきます。
体温、脈拍、呼吸、血圧とひとつひとつ、バイタルサインをとっていきます。
すぐに医者、他の看護師を聞くことができる病院と違って、訪問看護は基本的に1人で訪問に行くため、自分で正常か異常か、緊急性のあるものか、そうでないか、判断することが求められます。
フィジカルアセスメントはしっかりと。
判断に悩む場合は、その場ですぐに先輩ナース、状況によっては主治医に連絡、相談します。
病院でも在宅でも「報告」「連絡」「相談」はとっても大事です。
お待ちかねの昼食です。
事務所に戻って休憩、昼食をとる時もあれば、訪問先の近くの公園でとる時も。
また、訪問しながら見つけた下町グルメ、穴場のお店、隠れ家的な店…
午後の訪問開始時間を見ながら、お店で昼食をとる時もあります。
病院にはなかった楽しみがあります。
葛飾区はお蕎麦屋さんが多いイメージで、よくお蕎麦屋さんに行きます。
おすすめの蕎麦屋さんは亀有の寿々喜さんです。
食事を取った後、天気が良いと眠たくなってしまいます…。
晴れの日は太陽の光と青空にうきうきしながら、雨の日はしっかりと長靴、カッパを着て。
冬の雨は身にこたえます。
防寒はしっかりと!
ヒートテックは訪問看護師の強い味方です。
春夏秋冬、暑い、寒いを感じられるにも訪問看護の醍醐味ですね。
切り替えて午後の訪問にいきます!
検温、内服確認、お薬カレンダーへのセット、採血、点滴、排便コントロール、室内リハビリ、ご利用者様のケースによって、必要なケアを提供、実施していきます。
在宅でも、不安なく過ごせるように。
困っていること、その方のニーズは何か、考えながら看護を展開していきます。
ご家族との関わりも大切です。
思いや悩み、些細なことにもしっかり目を向け、在宅での生活をサポートしていきます。
もちろん、ご家族の健康にも目を向けていきます。
ご本人、ご家族、主治医、ケアマネ、ヘルパーなど、他職種で今、今後について話し合う、サービス担当者会議に出席することもあります。
ご本人の望む生活をこれからも継続するにはどうしたらいいか、それぞれの専門性を活かして、情報を出し合いながら話していきます。
大事なのは、ご本人がどうしたいか、何に困っているか。
ご本人の思いはどうなのか、しっかり把握して、時にはご本人の思いを代弁し、今後のケアプランを皆で考えていきます。
集中力を切らさず、訪問していきます。
訪問に不安がある時や初めて見る疾患、ケース、看護ケアについてどうしたらいいか、迷いがある時は、先輩または担当ナースと一緒に訪問することがあります。
分からない、やったことがない、不安、心配なことは他のスタッフ、管理者にすぐに相談することで、自分自身が安心してケアを提供することができ、利用者様の安心・安全・安楽につながります。
スキマ時間は、記録や次の訪問の流れのイメージトレーニング。
有効に使うようにします。
終末期で、今後は在宅看取りの流れとなる利用者様の訪問。
フィジカルイクザミネーションを用いて収集した情報、自分自身の知識、ご利用者様の病態を整理して今の状態を把握します。
これから起こりうる事柄をケースに応じて、ご本人、ご家族に伝える、安らかな旅立ちをサポートすることも訪問看護の大事なお仕事です。
訪問の時間は、目の前にいる利用者様、ご家族様のためだけに使える時間です。
全てのことに集中して、情報を収集します。
利用者様が今までどんな人生を歩んで、何を大事にして生きてこられたか、その方のバックグランドを知ることもとっても大切です。
事務所に戻り、記録することもあれば、訪問先から自宅へ直帰して記録をすることもあります。
今日の訪問した利用者様の中で、変わりがあったのかないのか、必要なことを緊急携帯当番ナース、管理者に申し送りします。
その日の不安、悲しかったこと、疑問に思ったこと、気付き…そのままにせず、管理者や先輩ナースに報告・共有するようにしています。
何事も溜め込むのは良くないですね。
お疲れ様でした。
その日の疲れはその日のうちに。
しっかり休んで、明日も頑張ります!